見える安心、続く信頼

台風の停電・断水備え|名古屋の家庭向け

台風で停電・断水に困らないために|名古屋の家庭で次回までに見直す備え

台風が通り過ぎた後、「もし停電したら」「もし水が止まったら」と不安になった家庭もあるはずです。

停電・断水の備えは、防災用品を買い足す前に、まず生活のどこが止まると困るのかを分けて考えることが大切です。照明が使えない、スマホの充電が切れる、飲み水が足りない、トイレが困る——備えるべき場面は一つではありません。

それぞれの場面を整理することが、次の台風までの備えの第一歩になります。

この記事では、名古屋市内の家庭向けに、電源・水・食料・通信・照明・トイレを順番に整理します。商品の紹介ではなく、次の台風までに家庭内で何を確認するかを整理するチェックリストとして使える内容にしています。

台風後に停電・断水の備えを見直したい理由

停電すると、照明・充電・冷蔵庫・通信に影響しやすい

停電は「電気がつかない」だけではなく、生活の複数の場面に影響が出ます。次の台風までに、何が止まると困るかを家庭ごとに分けて確認しておくと安心です。

  • 夜間の照明が使えない
  • スマホの充電が切れる(情報収集・家族連絡・ライト代わりが難しくなる)
  • 冷蔵庫・冷凍庫が止まる
  • Wi-Fiや固定回線が使えなくなる場合がある
  • エアコン・扇風機が止まり、夏場は暑さへの対応が難しくなる
  • 高齢者・乳幼児・ペットがいる家庭では、体調管理の不安が大きくなりやすい

停電の状況は家庭や地域によって異なります。周辺一帯が停電しているのか、自宅だけなのかを分けて確認することが最初の一歩です。

断水は、飲み水だけでなく生活用水とトイレにも関わる

断水で困るのは、飲み水だけではありません。手洗い、調理、トイレなど、生活の中で水を使う場面を分けて考えることが大切です。

  • 飲料水(1人1日約3Lが目安)
  • 調理に使う水
  • 手洗い・歯磨き
  • トイレ(断水時は水洗が使えなくなる場合がある)
  • ペット用の水
  • 給水時に使う容器

マンションや集合住宅では、設備状況によって断水時に水まわりへの影響が出る可能性もあります。飲料水と生活用水を分けて備えるという意識が、備えの抜け漏れを防ぎます。

停電・断水時にまず見る公式情報

停電情報は中部電力パワーグリッドで確認する

停電が起きた時は、まず中部電力パワーグリッドの停電情報ページを確認します。広域的に発生している停電地域の状況や復旧見込みなどの最新情報を確認できます。

確認したいのは、周辺地域も停電しているのか、自宅だけなのかという点です。近隣一帯が復旧しているにもかかわらず自宅だけ停電が続く場合は、自宅側の設備状況を確認する必要が出てくることがあります。

ただし、電気設備の操作には専門的な知識が必要です。危険を感じる場合は無理に触らず、公式窓口へ確認することを優先してください。

断水・給水施設は名古屋市上下水道局の情報を確認する

断水時・給水関連は、名古屋市上下水道局の防災情報を確認します。

  • 応急給水施設の場所は、名古屋市上下水道局のページで事前に確認できる
  • 給水を受ける際は、水を入れる容器(ペットボトルやポリ容器など)を持参する必要がある
  • 飲料水の備蓄は、家族人数で計算しておくとスムーズ

名古屋市上下水道局は、1人1日約3Lの飲料水が必要で、3日分で1人9L以上の備蓄が目安とされています。

停電に備えて家庭で見直すもの

スマホ充電とモバイルバッテリー

スマホは停電時に情報収集・家族連絡・ライト代わりとしても使われます。そのため、充電が切れると生活への影響が大きくなります。

確認したいのは、モバイルバッテリーが充電済みかどうかです。「持っている」だけでなく、使える状態かどうかが大切です。

あわせて、充電ケーブルの場所を決めておき、家族全員が保管場所を知っている状態にしておきます。

  • モバイルバッテリーは充電済みか
  • 充電ケーブルは家族分あるか、場所が決まっているか
  • 離れて暮らす親がいる場合、誰が連絡を取るか決めているか

懐中電灯・携帯ラジオ・電池

「持っている」だけでなく、使える状態かどうかまで確認しておきます。夜間に停電が起きた場合、すぐ手が届く場所になければ意味がありません。

  • 懐中電灯が使えるか(電池切れしていないか)
  • 夜間停電時にすぐ取り出せる場所にあるか
  • 携帯ラジオなど、スマホ以外の情報手段も確認する
  • 予備の電池はあるか
  • 家族全員が保管場所を知っているか

冷蔵庫・冷凍庫の中身と保冷

停電時は冷蔵庫・冷凍庫も止まります。事前にできる工夫として、次の点を確認しておきます。

  • 保冷剤やクーラーボックスがあるか確認する
  • 停電中は冷蔵庫の開閉を減らす考え方がある
  • 台風が接近する前に生ものを買いすぎない工夫をする

停電時の食品の状態は、保存状況や気温によって異なります。食品の安全については、公的機関の最新情報を参考にしてください。

断水に備えて家庭で見直すもの

飲料水は家族人数で計算する

名古屋市上下水道局は、人が生きていくためには1日に約3Lの飲料水が必要とし、災害に備えて3日分・1人あたり9L以上の備蓄を案内しています。まず家族の人数に合わせて計算してみます。

世帯人数 3日分の飲料水目安
1人 9L
2人 18L
3人 27L
4人 36L

名古屋市の備蓄方針では、最低3日から7日分×家族人数分の飲料水・食料備蓄が望ましいとされています。まずは3日分を確認し、できれば7日分へと順番に見直します。

生活用水も飲料水とは別に考える

飲める水と、生活のために使う水は分けて考えると、備えの抜け漏れに気づきやすくなります。

  • 手洗い・歯磨きに使う水
  • 調理や簡単な洗い物に使う水
  • トイレに使う水
  • ペット用の水
  • 浴槽の残り湯は、用途を限定して活用する考え方がある

トイレ対策は携帯トイレまで確認する

断水時に見落としやすいのがトイレです。飲み水を備えていても、携帯トイレや簡易トイレがなければ生活の不安は大きくなります。断水時や排水管の損傷が起きた場合、水洗トイレが使えなくなることがあります。

経済産業省は、災害時トイレとして1人あたり35回分・7日分の備蓄が必要と案内しています。

  • 携帯トイレ・簡易トイレを家族人数分確認する(目安:1人35回分)
  • ごみ袋・消臭袋・ウェットティッシュもセットで用意する
  • 使い方と保管場所を家族で共有しておく

水で流せばよい、という判断は状況によって異なります。断水や排水管の状態が分からない場合は、無理に流さず携帯トイレを使うことを前提に備えておきます。

食料は非常食より「普段食べるもの」を多めに持つ

最低3日、できれば7日分を意識する

名古屋市の「災害時の食の備え」では、日頃から食べ慣れた長期保存できる食品を用意すること、地域防災計画として7日分程度の飲料水・食料備蓄がすすめられています。

  • 食料は最低3日分、できれば7日分を意識する
  • 家族人数で必要量を考える
  • 普段から食べ慣れたものを中心にする
  • 電気が使えない時の加熱手段(カセットコンロなど)も確認する

特別な非常食をそろえることよりも、普段食べている食品を少し多めに置いておく方が、実際の災害時に食べやすく、管理もしやすいです。

ローリングストックで無理なく続ける

ローリングストックとは、普段の食品を少し多めに買い、古いものから使い、使った分を買い足す方法です。食品ロスを防ぎながら、日常の延長で備えを続けられます。

  • 缶詰・レトルト食品・乾物など、普段食べるものを選ぶ
  • 期限の近いものから使い、使った分を買い足す
  • 子ども・高齢者が食べられるものを確認して加える

家族構成別に追加で確認したいもの

乳幼児がいる家庭

大人用の水や食料だけでは、乳幼児の備えとして足りない場合があります。以下を追加で確認します。

  • 粉ミルク・液体ミルク
  • 哺乳瓶(洗浄できない場合の対応も考える)
  • 離乳食
  • 紙おむつ・おしりふき
  • 子どもが食べ慣れた食品
  • 暑さ・寒さへの対応

高齢者がいる家庭

高齢者本人が準備できない場合もあるため、家族が一緒に確認しておきます。

  • 常備薬・お薬手帳
  • メガネ・補聴器
  • 食べやすいやわらかい食品
  • 水分補給のしやすさ
  • 暑さ・寒さへの対応
  • 離れて暮らす場合は、誰が連絡を取るか決めておく

ペットがいる家庭

ペットの分も、食料・水・トイレ用品を家族の備えと合わせて確認します。

  • ペットフード・ペット用の水
  • トイレ用品
  • ケージ
  • 常備薬・暑さ対策

次の台風までに家庭で決めておくこと

備蓄品の置き場所を家族で共有する

備蓄品は、家にあるだけでは不十分です。停電や断水が起きた時に、家族がすぐ使える場所にあるかどうかまで確認しておきます。

  • 水の置き場所を家族全員が知っているか
  • 懐中電灯・モバイルバッテリー・充電ケーブルの場所を決めているか
  • 携帯トイレの保管場所と使い方を共有しているか
  • 常備薬・お薬手帳をすぐ取り出せる状態にしているか

停電・断水時の連絡手段を決める

スマホ充電が少ない時や通信が不安定な時でも、家族との連絡方法を事前に決めておくと安心です。

  • 家族への連絡方法・優先順位を決めておく
  • 離れて暮らす親への確認役を決めておく
  • 家族の集合場所を決めておく
  • 災害用伝言サービスの使い方を確認しておく

次回までの見直しチェックリスト

次の台風までに見直すべきことは、特別な防災用品を一気にそろえることではありません。電源・水・食料・通信・照明・トイレを家庭ごとに順番に確認し、家族が使える状態にしておくことが大切です。

電源・照明・通信のチェック

  • モバイルバッテリーは充電済みか
  • 充電ケーブルは家族分あり、場所が決まっているか
  • 懐中電灯は使えるか(電池切れしていないか)
  • 予備の電池はあるか
  • 携帯ラジオは使えるか
  • 中部電力パワーグリッドの停電情報ページ(teiden.powergrid.chuden.co.jp)を知っているか

水・食料・トイレのチェック

  • 飲料水は家族人数分(1人1日約3L×3日分以上)あるか
  • 生活用水をどう確保するか決めているか
  • 食料は最低3日分あるか
  • ローリングストックで日常的に管理できているか
  • 携帯トイレは家族人数分(目安:1人35回分)あるか
  • 名古屋市上下水道局の給水施設情報(water.city.nagoya.jp)を確認しているか

家族構成別の追加チェック

  • ミルク・離乳食・紙おむつはあるか
  • 常備薬・お薬手帳はすぐ取り出せるか
  • 高齢者が食べられる食品はあるか
  • ペット用品(フード・水・トイレ用品)はあるか
  • 離れて暮らす家族との連絡方法は決まっているか
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